リウマチ
関節リウマチについて
『朝起きてしばらくの間 両手指がこわばった感じがする、色々な関節が腫れて痛みがある』
これらは関節リウマチに特徴的な症状です。このような症状があれば迷うことなくリウマチ科や整形外科に相談されることをお勧めします。
関節リウマチの治療は新薬の開発などにより近年劇的に変化してきました。特に発症から最初の3ヶ月の治療が将来の関節破壊の程度を決定することが分かってきました。
現在は「寛解(かんかい)」と呼ばれる治癒に近い状態に達することも可能になっている時代です。
当院では、日本リウマチ学会専門医が適切な検査を行い、早期診断・早期治療に努めています。
関節リウマチの治療は今なお日々進歩・変化しており、今後も最新の知識で専門的な治療を心がけたいと思います。
骨粗鬆症について
年齢とともに骨が脆くなって骨折しやすくなる状態を骨粗鬆症といいます。
「カルシウム不足」と思っておられる方も多いようですが、きちんとした食生活を送っておられても、一定の年齢になると高い頻度で罹患する病気です。
特に女性は閉経期を過ぎると女性ホルモンの分泌量が減るため、骨粗鬆症に罹患しやすくなります。
もちろん食生活は重要で、カルシウム不足は防ぐ必要がありますがそれだけでなく適度な運動や日光に当たるなど病気を防ぐためには生活全般にわたって正しい知識が欠かせません。
皮下注射または静脈注射と活性型ビタミンD剤の服用で治療していきます。骨の代謝酵素を測定し患者に合った薬を選択し、6ヶ月に一度の骨量測定にて治療効果を確認していきます。